【今朝のメモ帳】から、タイトルは”カッコええ?→誤解”。
「人前で話をする時、自分ではカッコええと思とる事でも周りから見たら「アホか」と
思われとる事がある。自分が〇○についてはよう知っとると思とっても、必ず俺以上に
知っとる人がイッパイ居る。20%しか知らん者が妄想力だけで100%を語るような
事はあらへんか?100%を語るなら200%を知っとらなアカン。そうせんと、よう
知っとる人たちの中で、話を然るべき着地点へと落とし込む事が出来やん」。
㈲大西興業(三重県津市)で運行管理部長を務める内田一司(ひとし)さんは、フェイス
ブックでちょっとした有名人だ。内田さんを有名にしたのが先に紹介した今朝のメモ帳だ。
三重弁の口語体で情熱たっぷりに語りかける。フェイスブックを始めて以来一日も欠かす
ことなく800回にわたり掲載しており、同業者から「朝礼の一言に使わせてほしい」、
「従業員に読ませたい」など問い合わせも多いという。
なんと学生時代から55歳となる現在に至るまで常にメモ帳を持ち歩き、気づいたことを綴り
続けている内田さん。そのネタは1000以上にも及ぶ。
「見たものや聞いたことで心に残ったことをメモしてきただけ」と笑うが、つい先日も告別
式会場のその場で”私は従業員という立場できているが、もし経営者だったらどのような対応
をすべきだろうか”、”信教によって焼香のやり方が違う。次からは事前に信教を調べておくべ
き”とメモをした。
「メモをしておけば記憶に残りやすいし、将来の自分の判断基準となる」と笑う内田さん。こ
のネタの宝庫を希望者に無償で提供している。
2015.3.11